11月13日【2024年度・秋のシンポジウム】
- 日時
- 2024年11月13日(水)9時30分~12時
- 題名
- 2024年度 秋のシンポジウム
- 形式
- オンライン(Zoom)+ 会場
- 結果
2024年11月13日(水)、秋のシンポジウム「インフラ物性学の胎動」を開催し、57名の方々に参加いただきました。
シンポジウムでは、山本教授による「コンクリート構造・材料分野へのインフラ物性の適用展望とその期待」、畑山教授による「pixel, voxel情報活用におけるAI技術の動向と今後について」、笹井特任助教による「次世代インフラマネジメントの展望(構造全体系から物性レベルへ)」の3つの講演が行われました。
山本教授からは、水の動きに着目したコンクリート構造物の劣化の微視的考察と構造性能のシミュレーションへの展開の展望について、畑山教授からは、インフラ物性研究に必要な粒⼦境界の同定への活⽤が期待されるpixelデータからの地図の⾃動作成技術、および差分解析への活⽤が期待できる動画における地物のトラッキング技術について、笹井特任助教からは、点群データを用いた構造物再構成における表面同定の課題とその解決に向けたアプローチ、およびインフラ物性研究への展望について、それぞれお話をいただき、ご参加者と活発な意見交換が行われました。
【登壇者】
京都大学経営管理大学院 山本 貴士 教授
京都大学防災研究所 畑山 満則 教授
大阪大学大学院工学研究科 笹井 晃太郎 特任助教