京都大学 瀬尾彰特定教授による講演「大型放射光施設SPring-8を活用したアスファルト舗装を対象としたインフラ物性研究」(終了しました)

日時
2024年7月16日(火)13時30分~15時
題名
大型放射光施設SPring-8を活用したアスファルト舗装を対象としたインフラ物性研究
形式
オンライン(Zoom)+ 会場 会場参加はインフラ物性研究機構の会員様に限定しております。
締切
2024年7月11日(木) 17:00
参加希望の方は必ずお申し込みください。
https://forms.gle/hucQBYBtjXAoQRKw9
視聴URLはご登録のメールアドレスへ開催前日にご案内します。
講演者
京都大学 経営管理大学院 インフラ物性産学共同講座 特定教授 瀬尾彰
共催
京都大学経営管理大学院 インフラ物性産学共同講座・道路アセットマネジメント政策講座
概要

アスファルト舗装の損傷程度は、主に舗装表面から、ひび割れの程度、わだち掘れ量、平坦性等により計測し、過去の損傷程度と比較することで判定している。 また、アスファルト舗装は、供用中の交通荷重による変形や、水・酸素・紫外線等が相互に作用することで損傷を生じるが、損傷・破壊がどのように発生し、それがどのように広がるかのメカニズム詳細は未だに明らかにされていない。 本研究は、世界最高性能の大型放射光施設 SPring-8 を活用し、アスファルト舗装を砕石・砂・石粉などをアスファルトで接着した複合材料として認識したうえで、それら素材ごとのミクロの物性、ならびに化学結合の状態を含む界面の相互作用を計測することで、損傷・破壊の発生の仕方と、その進展メカニズムを明らかにすることを試みる。 講演では、その研究概要と社会実装に向けた展望について紹介する。

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